2016年2月29日月曜日

新素材Gore-Tex3L C-knit搭載Arris Jacket Men's

朝晩の寒さはまだありますが、日中は暖かさを感じる時間も少しずづあり春に近づいていますね。
アークテリクス東京銀座にも、2016年春夏モデルが少しずつ入荷しております。

本日は、アークテリクスの都市生活向けに作られたラインVeilance (ヴェイランス)の商品のご紹介です。
























Arris Jacket Men’s(アリス ジャケット メンズ)
Veilanceでは、初となる防水透湿性素材Gore-Tex3L CKnit(以下C-knit)を採用したモデルです。

まず、新素材CKnitの特徴を説明します。

1、透湿性の向上、軽量化。
2、しなやかで、肌触りが良い。

この特徴を出す為に従来の裏生地の織り方をC-knitは変えています。下記の画像を見ていただくとCKnitという名称通りループ状のニットになっています。そうする事により空間が生まれ、軽量化(従来の素材に比べ約10%)と透湿性の向上に繋がっています。(従来の素材に比べ約15%


GORE-TEX®C-Knit拡大図
GORE-TEX®Pro拡大図



透湿性の向上と言われてもなかなか違いはわかりづらいかもしれませんが、着てもらうとと肌触りの良さや、生地自体が伸び縮みしやすくしなやかでサラッとした着心地はすぐに分かっていただけます。

この特徴を生かしたモデルがArris Jacket Men’sです。アークテリクス独自素材のN40p-xナイロンを表の生地に搭載しC−Knitの良さを最大限に活かしています。

従来のGore-TexJacketとは異なり、これからの時期の雨天時以外でもストレスなく着用できます。






















内側にはラミネートポケット付き
























左右に止水ジッパー付きのハンドポケットがあり、右側はポケットが二重構造になっているのでそれぞれ分けて使用可能です。























フードの内側にはドローコードが付いており、調節が可能です。





















ストレッチ性のある素材を使用したカフス。







モデル173センチ着用サイズXS
























プライス:¥100,000(税抜き)

展開カラー:BlackNavy Blue(未入荷)


展開サイズ:XSM
是非ご来店ください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

アークテリクス東京銀座


佐藤
















2016年2月27日土曜日

【GUATEMALA】コーヒー農園視察記③


その日の収穫が終わると、


真っ赤に完熟したコーヒー、黄・緑と未熟なコーヒーチェリーの仕分け作業をします。






















仕分けが終わり、袋に入ったコーヒーチェリーを農園内の精製工場に運びます。50kg程の袋を、男性だけでなく女性も背負っています。これには驚きました‼






















そして、階段を上がった先に計量所があり、コーヒーチェリーの重さが書かれた紙を受け取ります。この紙が何キロ収穫したかの証明、つまり報酬となるのです。


計量が終わったコーヒーチェリーは、そのまま階段の上から大きな貯水槽に移されます。
ここでの精製方法は水洗式(ウォータープロセス)と呼ばれている方法です。
精製過程で水を使うことで葉っぱなどの不要な物は浮き、石など重い不要物は沈み、除去されます。


























時間をかけながら次の水槽に少しずつ移され、実が少し柔らかくなってきたところで、果肉除去機へ。












































機械が回ります。
どんどん出てきます。
上からチェリーが丸ごと投入されて種だけ出てきます。まさに水洗式‼って感じがします。
果肉除去と言っても、コーヒーチェリーの中は大きな種で埋まっており、果肉は少なく皮をむくというイメージです。
 




















この機械たち、水力で動きます。
私たちが宿泊したゲストハウス含め、農園内の施設では夜しか電気が使えないようになっていました。
昼間にiphoneの充電をしようと思っても、充電できませんでした。充電できない事をすごく不便に感じてしまった自分が少し残念だったりして。。。






















果肉除去された種は発酵槽に移されます。
丸一日発酵させることで、酸味や甘味がより深くなり、フルーティーなコーヒーとなるのです。























種は次の機械へ水と一緒に進みます。ドラム缶のようなサイズの機械が回転して、この中でさらに粘液質の実をとり種をキレイにしていきます。

実が洗い落とされた種は、大きなコンクリート広場に移されて乾燥させます。


































































天日干。この農園での作業は乾燥で終了です。
天候に左右されず、人手がかからない乾燥機を使用する農園が多いそうですが、品質は手間と時間をかける天日干の方が良くなります。
定期的にかき混ぜて均一に乾燥させていく事で、程よい水分量の生豆となるのです。

工程の多さ、労力、なんというか。
うーん、簡単には言い表せませんね。

農園のドア





















 
【ORGANICA】

つづく‼