2016年2月23日火曜日

【GUATEMALA】コーヒー農園視察記②


San Marcosのゲストハウスで一夜を過ごし早朝4時に起床、夜明け前に農園へ向かいました。
農園の名前は「FINCA EL PLATANILLO」
 
この農園のコーヒーは、これから私たちが扱うコーヒーの農園で、ちょうど入れ違いで日本に向けて海を渡っており、まさに帰国直後に荷受けするコーヒーなんです‼






















農園の最上部1600m地点で夜明けを待ち、まさにご来光と共にコーヒーの樹とご対面を果たす我々でした。

この農園、約400ヘクタールの敷地でコーヒーを栽培しており、この最上部は現在ヤングツリーと言われる若いコーヒーが育っています。












































まだ1m位の樹にコーヒーの花が見事に咲いている様子が印象的ですが、花は3、4日で散ってしまうそうです。花の香りはジャスミンのような、でももう少し甘いような香りがします。

コーヒーの樹と対面を果たした後は、少し下って農園の中心部へ。




ここは農園の核となる場所で、コーヒーの精製工場が併設されていたり、農園で働く人が生活する居住スペースがあったり、私たちのようなゲストが滞在できる建物があり、一つの村のような所でした。

ゲストハウスで朝食を済ませた後は、農園の中でも現在収穫を行っているエリアへ向かいます。




 





















ピックアップトラックの荷台に乗り、農園内の険しい悪路をインディジョーンズのように進みます‼

























農園を案内してくれたのは農園長のJorgeさん(写真上中央)と、マネージャーのRiquelmeさん(写真下)のお二人。

写真からも分かる通り、農園という言葉よりはジャングルと言った方が分かりやすいような、シンプルに山の中です。

オーガニックコーヒーを栽培しているというよりは、自然農法というかなんだか野性的で、もともとの環境を活かしてコーヒーを育てているようでした。とても機械化できないような場所です。






















コーヒーの根元は雑草だらけで、その雑草が豊富な降雨から土を流さず守ります。そして危険そうなカラフルなクモをはじめいろんな虫がそこにはいて、虫たちが土を耕し、土質をどんどん良くしてくれます。

触ると土はふわふわでした。






















そんな土壌で育ち、収穫をむかえているコーヒーチェリーはこちら。





















真っ赤なコーヒーチェリー。






















もちろんその場で採ってすぐに食べました‼

ほどよく甘酸っぱい味覚が口に広がるのですが、実によって甘さが勝っていたり酸味の方が強かったりで、樹によって、実によってそれぞれ違います‼
実の中にはコーヒー豆となる大きな種があるので果実部分はすごく少ないので、口の中で味わえる時間はとても短いのですが、果実感満載です。

そして、現在チェリーを収穫している方達のもとへ向かいました‼




























みんな家族で収穫(ハンドピック)しています。
我々はトラックで近くまで来ましたが、子供を連れてどうやってここまで来たのというくらいの場所です。というか子供が子供を背負っているではないか‼






















そして収穫したこのチェリーを持って帰るのは相当な重さです。






















正直手伝わせて欲しいと簡単に言える雰囲気ではないように感じましたが、せっかくだからと快諾してくれたのでハンドピックを体験してみる事に。












































単純に実を採るだけではダメで、実にも樹にもやさしい採り方があり、それを考えながら作業しているとすごく時間がかかってしまい。
そんなことで手間取っていると、収穫量で一日の報酬が決まる方達の迷惑にもなってしまうので、みんな無言でとにかく必死に収穫の手伝いをしました。






















少しは貢献できたかな。。
























限られた時間でしたが、素晴らしい経験をさせてもらいました‼



次は収穫したチェリーの精製へ‼ つづく。

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